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『英文標準問題精講』を極めよう! 初期10日間 解説 #20

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Many times a day I realize how much of my own outer and inner life is built upon the labours of my fellow-men, both living and dead, and how earnestly I must exert myself in order to give in return as much as I have received.  My peace of mind is often troubled by the depressing sense that I have borrowed too heavily from the work of other men.

 

構造分析

①(Many times a day) / I realize [how much of my own outer and inner life is built / upon the labours of my fellow-men, (both living and dead)], / and [how earnestly I must exert myself / (in order to give / (in return) / (as much) / as I have received)].  ②[My peace of mind] is (often) troubled / (by the depressing sense that I have borrowed too heavily / (from the work of other men)).

解説

①(Many times a day) / I realize [how much of my own outer and inner life is built / upon the labours of my fellow-men, (both living and dead)], / and [how earnestly I must exert myself / (in order to give / (in return) (as much) / (as I have received))].

Many times a dayのaは、perと同じ意味で「~につき」と訳すことがあります。km/h、円/個、などの / をperと言います。

ex) twice a month, three times a week, etc…

主節は、他動詞realizeが第3文型(SVO)を作り、realizeの目的語として、howからなる名詞節が等位接続詞andで並列されています。

labour(英) = labor(米)

both A and B で並列されているものは、形容詞(現在分詞と過去分詞)です。これは、my fellow-men を後置修飾している分詞で、挿入句になっています。 

exert myselfは、私自身を用いる、尽力させる →「努力する」「尽力する」です。

②[My peace of mind] is (often) troubled / (by the depressing sense that I have borrowed too heavily / (from the work of other men)). 

mindは、「精神」です。「心」と訳す言葉には、mind, heart, soulがありますが、それぞれ、「心」が宿る場所が異なります。辞書を引いて、違いを確認しましょう。

depressingは現在分詞です。depressという言葉は、「de(下に)+ press(押す)」→「意気消沈させる、調子を落とす、不景気にする」という意味を持っています。the Great Depression=「世界恐慌」

  • repress: 「re(強意)+ press(押す)」→「押さえつける、抑圧する、鎮圧する」
  • suppress: 「sup(下に(sub))+ press(押す)」→「抑圧する、鎮圧する、出版禁止にする」
  • impress: 「im(中に(in))+ press(押す)」→「印象づける、感銘を与える」
  • express: 「ex(外へ)+ press(押す)」→「表現する、言い表す」
  • compress: 「com(共に)+ press(押す)」→「圧縮する、押し縮める、要約する」 

tooの直訳は、「あまりにも~すぎる」です。状態が過度な場合に使われるので、否定の意味合いも含む言葉です。It’s so hot. とIt’s too hot.では、意味合いが大きく変わってくるので注意しましょう。

  

最後の文のthatは、同格のthatです。完全文(Complete Sentence)になっていることを確認しましょう。

borrowはこの場合は、自動詞です。 ↔ lend

直訳 

一日に何度も、私はどれほど私自身の外的や内的な生活が、生きているまたは死んでいる私の仲間の両方の労働の上に建てられているのかということをRealize(実感)する。そして、私は、私が受けてきたものと同じくらい多くを、お返しとして与えるためにどれほど熱心に努力しなければならないかということも。私の精神の平和はしばしば、私が他の人達の働きからあまりに重く借りてきたという抑うつ的な感覚によって、悩まされている。 

意訳 

私は一日の中で幾度となく、どれほどまでに私の内部または外部の生活が、生きている仲間、死んでしまった仲間たちの労働の上に成り立っているのか、そして、どれほどまでに、私が今まで受けてきた多くの恩恵を返す努力をしなければならないかということを、実感する。私の精神の平穏は、そんな恩をあまりにも重々しく受け取りすぎることで、しばしば悩まされている。

今回登場した接頭辞や語源は、どれも、多くのラテン語・ギリシャ語を語源とする英単語で使われています。subであれば、submarine, subway、inとexであれば、import↔export, exposition(エキスポ)、強意のreであれば、respect(「よく見る」→「尊敬する」)など、日常でよく耳にする言葉の中にも登場するものが多くあります。

ある一定のレベルからさらに英語力や語彙力をアップさせるには、語源の理解は不可欠です。これらは、ラテン語やギリシャ語を語源とする他の多くの言語(スペイン語、フランス語、イタリア語など)にも共通しているものなので、慣れておくことで、他の言語を学習する際のハードルが下がるかもしれません。

また、この文章は、アルベルト・アインシュタインの有名な一節です。彼の言葉は、センスやユーモアに富んでいて、うまい言い回しが多いので、名言集などで、フレーズを暗記していくのも、英語の学習の一つとしてトライしてみてもよいかもしれません。

「名言」や「引用文」は、人の名前と、”aphorism”, “quotes”などの検索ワードでググると出てきます。英語の上手い言い回しなどは、”punchline”で調べてみると見つかります。

 Albert Einstein Quotes|Brainy Quote

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