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『英文標準問題精講』を極めよう! 初期10日間 解説 #11

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Very, very early in my boyhood I had acquired the habit of going about alone to amuse myself in my own way, and it was only after years, when my age was about twelve, that my mother told me how anxious this singularity in me used to make her. She would miss me when looking out to see what the children were doing, and I would be called and searched for, to be found hidden away somewhere in the plantation.

構造分析

①(Very, very early in my boyhood) / I had acquired the habit of going (about) (alone) / (to amuse myself / (in my own way)), / and it was (only) / (after years), / (when my age was about twelve), / that my mother told [me] [how anxious this singularity in me used to make her]. ②She would miss me / (when looking out to see what the children were doing), / and I would be called and searched for, / (to be found hidden away somewhere in the plantation).

解説

①(Very, very early in my boyhood) / I had acquired [the habit of going (about)] (alone) / (to amuse myself (in my own way)), / and it was (only) / (after years), / (when my age was about twelve), / that my mother told [me] [how anxious this singularity in me used to make her].

この文の中には、等位接続詞andは一つだけしかありません。これが文と文を並列させる役割になっています。

前半の文は、主節が第3文型の単文になります。単独の副詞aboutは、「周りに、辺りに、あちこちに」などの意味があります。主に英国で用いられる表現で、アメリカではaroudの方がよく使われます。「約」という意味や、前置詞での「〜について」という意味も、対象とする物事の周辺も含めたことを指す場合に使われます。

I think about you.

I think of you.

この2つの文は、どちらも、「あなたのことを考えている。」と日本語に訳すことが出来ますが、その意味合いは大きく違います。

I think of you. は、文字通り、「あなた」のことを考えているという意味なので、「あなた」に思いを寄せている場合などに使われる表現です。

一方で、I think about you. では、「あなた」のことではなく、「あなたに関すること」について考えているという意味になります。つまり、その人に対する対応の仕方や、問題点、友達関係や仕事での立ち位置についてなどの意味が、その状況や文脈に応じて様々に変化していきます。このように、単語の品詞が変わっても、根本的な意味や語源的な意味は変わることがありません。

 

後半の文は、It is only 〜 that S V 〜の強調構文の形が見えます。元の文は次のようになります。

My mother told me how anxious this singularity in me used to make her after five years.

「Sは、5年後、Vした。」ではなく、「5年後になって初めて、SがVしたということが起こった。」もしくは、「SがVしたのは、5年後だった。」というように、「5年後」 (after five years) を強調する表現にしたいときに、この構文を用います。ただ構文に充てられている日本語訳を憶えて当てはめるだけではなく、直訳も意訳も、臨機応変に訳すことができるように、構造を理解しましょう。

 

“Singularity” は、「一つであること、一点に収束すること」という意味です。科学の分野では、特異点(critical point, singular point)としても使用されます。この文脈では、「彼の中にある独特(特異な)のもの」の意味です。微妙に意味は異なりますが、distinct, unique, peculiar, uncommon, unusualなどが近い意味の言葉です。

how anxious this singularity in me used to make her.

の部分でも、形容詞anxiousの強調が行われています。元の文は次のようになります。

⇛ this singularity in me used to make her anxious

makeは「使役動詞」で、第5文型(SVOC)をつくることに注意が必要です。この場合は、her = anxious (my mother was anxious)という関係性があることに注意しましょう。

②She would miss me / (when looking out to see what the children were doing), / and I would be called and searched for, / (to be found hidden away somewhere in the plantation).

この文も、複雑なので、分詞構文であるwhen〜を省略し、等位接続詞andで並列されている2つの文を分けて書き出してみます。

She would miss me.

and

I would be called and searched for, to be found hidden away somewhere in the plantation.

missという言葉は、「打ちそこなう」というのが語源で、「本来そこにあって欲しいものがない状態になってしまう」という意味です。この文の場合では、母親は自分の子供が、当然目に届く屋外で遊んでいるはずだと思っていたものが、気づくといなくなってしまっていた、というイメージになります。

 

2つ目の文は、カンマが、接続詞もなく不自然に置かれていますが、これは、to不定詞の句を区切る目的で使われています。

構造的には、上で2つの部分に分けたようになっていますが、意味的には、次のように分けることができます。

She would miss me, and I would be called and searched for,

to be found hidden away somewhere in the plantation.

こうなる理由は、助動詞wouldにあります。「仮定法」という文法は、if節が印象深いですが、実は、if節が無くても成立します。なぜならば、if節は「副詞節」なので、主節さえあれば、基本的な文意は通じなければならないからです。つまり、「仮定法」であるかどうかは、if節があるかどうかではなく、wouldやcouldなどの言葉があるかどうかによって決まり、その言葉が仮定の意味を付け加えるのです。

この文の語り手は、母親の息子である「I」であるので、当然、自分が大農園をうろうろしていたときに、母親がどうしていたかということは、知る由もありません。つまり、この内容は、後で母親から聞かされたことか、もしくは、後で自分でこの出来事を振り返ったときに、母親がどう感じて行動していたのかという推測(仮定)の話しをしています。だから、母親の行動には、wouldという言葉が加えられています。

そして、to be 〜の部分は、「目的・結果」もしくは、その時点よりも「未来」のことを指しています。ここに、時間的な経過があるので、上のような区切りで意味を考えると、内容が見えてきます。

be called, be searched, to be foundと、すべての動詞が受動態になっているので、共通して本来の目的語が、最後の文の主語「I」であることがわかります。特に、findは、第5文型(SVOC)を作るので、本来は、find me hidden awayになります。目的語が欠けているということを見逃さないようにしましょう。

 

 

最後に、When 〜の分詞構文について見ていきます。分詞構文では、主節と副詞節の主語が同じであるときに、副詞節の主語が省略されます。そして、接続詞が文脈から明らかである場合に限り、接続詞が省略され、動詞の時制も主節に準じるので失われ、代わりに現在分詞が用いられます。この部分を元に戻すと次のようになります。

⇛ When she looked out to see what the children were doing,

 

直訳

私の少年時代のとてもとても早い時期に、私は、私自身の方法で私自身を楽しませるために、一人で辺りを出歩く癖を獲得していた。 そして、数年後、私の年齢が12歳になった頃、私の母は私に、どれほど私の中にあるこの特異性が彼女を心配させたかということを話した。 彼女は、子どもたちが何をしているのかを見るために外を見た時に、私がいないことに気づき、そして、私は、大農園のどこかにいたのを発見されるために、呼ばれ、探されただろう。

 

意訳

とても、とても幼いときに、私は楽しさを感じたいがために、一人であちこち出歩くことを覚えていた。そして、数年後私が12歳になった頃、母は私に、どれほどその癖が母を心配させたかを話してくれた。母が、子どもたちが外で何をして遊んでいるかを見ようとしたときに、私がいないことに気づき、名前を呼んで探されたであろう。そしてついに、私が大農園の中のどこかにいたのを、発見されることになったのだった。

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