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『英文標準問題精講』を極めよう! 初期10日間 解説 #12

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Most of the work that most people have to do is not in itself interesting, but even such work has certain great advantages. To begin with, it fills a good many hours of the day without the need of deciding what one shall do. Most people, when they are left free to fill their own time according to their own choice, are at a loss to think of anything sufficiently pleasant to be worth doing. And whatever they decide on, they are troubled by the feeling that something else would have been pleasanter.

構造分析

①[Most of the work (that most people have to do)] is (not) / (in itself) / interesting, but [(even) such work] has [certain great advantages]. ②(To begin with), [it] fills [a good many hours of the day] / (without the need of deciding what one shall do). ③Most people, (when they are left free / (to fill their own time) / (according to their own choice)), are / (at a loss) / (to think of anything (sufficiently) pleasant to be worth doing). ④And (whatever they decide on), they are troubled / (by the feeling (that something else would have been pleasanter)).

解説

①[Most of the work (that most people have to do)] is (not) / (in itself) / [interesting], but [(even) such work] has [certain great advantages].

この文は、等位接続詞butで接続されている重文(compound sentence)です。最初の文は、副詞句を取り除き、形容詞interestingに注目すると、第2文型(SVC)であることがわかります。主語のthatは目的格の関係代名詞なので、that節は、関係代名詞節になります。関係代名詞切ないのdoの目的語がないことがポイントです。

後半の文は、第3文型(SVO)です。

②(To begin with), [it] fills [a good many hours of the day] / (without the need of deciding what one shall do).

この文の主語itは代名詞で、①の主語と同じです。whatは、the thing(s) which(先行詞+関係代名詞)の書き換えなので、これも、関係代名詞節が不完全文(Incomplete Sentence)です。最後のdoの目的語が先行詞the thing(whatの一部)であることに注意しましょう。

文には、完全文(Complete Sentence)と不完全文(Incomplete Sentence)の2種類があります。完全か不完全かの違いは、その文に文型の要素がすべて含まれているかいないか、という違いです。「関係代名詞節」の場合は、元の文の主語か目的語が先行詞として先に提示され、残りの節は主語または目的語が欠けている「不完全文(Incomplete Sentence)」になっています。

ex) I got a new pen which my friend gave me.

この文は、主節が、第3文型(SVO)で、関係代名詞節が第4文型(SVOO)になっているものです。元の2つの文は、次のようになります。

I got a new pen.

My friend gave me a new pen.

例文では、関係代名詞節には、a new penがないため、my friend gave me ( ) と、第4文型を構成する要素である目的語の一つが先行詞として提示されているので、文型が不完全な状態になっています。

一方で、「関係副詞」という文法は、元の文の副詞句の前置詞の目的語が先行詞として提示されているものです。副詞句の一部が欠けていますが、そもそも副詞句がなくても、文型は成立するので、残りの文は文型が保たれたままになります。この場合は、「関係副詞節」は「完全文(Complete Sentence)」(文型を構成する要素がすべて揃っている文)になります。

ex) One of the largest city in the world is Tokyo which I live in.

主節は第2文型、関係副詞節は第1文型です。元の文は、次のようになります。

One of the largest city in the world is Tokyo.

I live in Tokyo.

例文では、2つ目の文の副詞句(in Tokyo)の前置詞の目的語Tokyoが先行詞になっています。しかし、I live in Tokyoは、I liveのみで、第1文型(SV)を構成する要素が揃っているので、これは、完全文(Complete Sentence)になります。

また、この例文は、次のように書くこともできます。

⇛ One of the largest city in the world is Tokyo in which I live.

同様に、I liveは、第1文型で完全文(Complete Sentence)であることがわかるので、この文は、「関係副詞」が使われている文法であることがわかります。

③Most people, (when they are left free / (to fill their own time) / (according to their own choice)), are / (at a loss) / (to think of anything (sufficiently) pleasant to be worth doing).

カンマが多く、主節が見づらい文章ですが、 whenからのひとまとまりは副詞節になることがわかるので、( )でくくりだし、残りを確認してみましょう。

この文は、Most people are. の第1文型です。「ほとんどの人々は、存在している」という意味になります。もう少し意味を付け足せば、Most people are at a loss. 「ほとんどの人々は、喪失した状態で、存在している」→「ほとんどの人々は、どうしたらいいかわからない状態である」→「ほとんどの人々は、困惑している」、というのが、主節の文意です。

④And (whatever they decide on), they are troubled / (by the feeling (that something else would have been pleasanter)).

この文は、等位接続詞andから始まっていますが、基本的にはこのような使われ方はしません。前の文が、複文(Complex Sentence)で、カンマを用いて副詞節が挿入句的に入れられていて、④の文も、複文(Complex Sentence)なので、カンマの数が多くなり、文の構造が見えづらくなるために、意図的に2つにわけられているものだと思われます。

whateverの節は、この場合は、副詞節です。主節は第2文型。the feelingの後のthat節は、第3文型の完全文(Complete Sentence)であり、副詞句も存在しないので、、このthat節は、「関係詞節」ではなく「同格のthat節」であると判断することができます。

decide on = 「裁判、取り計らう、決する、計らう」

 

直訳

ほとんどの人々がする必要のある仕事のほとんどは、それ自体が面白いものではない。しかし、そのような仕事でさえ、ある種の素晴らしい利点を持っている。まず第一に、それは、その人が何をしようかということを決めることの必要なしに、その日の充分に多くの時間を満たす。ほとんどの人々は、彼らが彼ら自身の選択によって彼ら自身の時間を満たすために自由を残されているときに、する価値があるための、何か十分に喜ばしいことを考えるために、途方に暮れる。そして、彼らが何を決めようとも、彼らは、何か他のものがより喜ばしくなるだろうという感情によって、問題を抱える。

 

意訳

大抵の人々がするべき仕事のほとんどは、それ自体には何の面白みもないが、そのような仕事にでさえ、何か素晴らしく良い部分がある。まず第一に、そういう仕事は、その日に何をしようか決めていなくても、1日の大半を潰してくれる。多くの人々は、自分の時間をどのように使おうかという選択の自由を持ってはいるが、そこまでしてする価値のあるものであるかどうかということを考えだすと、途方に暮れることもある。そして、そのような人々が何を決断しようとも、もっと他にすべきことがあったのではないかという感情によって、悩まさせることになる。

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