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『英文標準問題精講』を極めよう! 初期10日間 解説 #22

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One of the most painful circumstances of recent advances in science is that each of them makes us know less than we thought we did.  When I was young we all knew or thought we knew, that a man consists of a soul and a body; that the body is in time and space, but the soul is in time only.  Whether the soul survives death was a matter as to which opinions might differ, but that there is a soul was thought to be indubitable.  As for the body, the plain man considered its existence self-evident, and so did the man of science, but the philosopher was apt to analyze it away after one fashion or another.

構造分析

①[One of [the most painful circumstances of recent advances (in science)]] is [that [each of them] makes [us] [know less] / (than we thought [we did])].  ②(When I was young) / we (all) knew or thought we knew, that a man consists of a soul and a body; that the body is in time and space, but the soul is in time only.  ③[Whether the soul survives death] was [a matter] / (as to which opinions might differ)), but [that there is a soul] was [thought / (to be indubitable)].  ④(As for the body), the plain man considered [its existence] [self-evident], and (so) did [the man of science], but the philosopher was apt / (to analyze it (away)) / (after one fashion or another).

解説

①[One of [the most painful circumstances of recent advances (in science)]] is [that [each of them] makes [us] [know less] / (than we thought [we did])].

この文にあるeach of themは、one of ~という表現と同様に、この名詞句は単数扱いになるので、動詞はmakesと単数で受けています。eachが単数名詞であるために、そうなっています。次の用法に注意しましょう。

○ each person

○ each of the people

× each people(peopleがpersonの複数形の場合)

○ each people(peopleが集合名詞の場合)

× each peoples(集合名詞peopleの複数形の場合)

person(単数)「人」 → people(複数)

people(単数)「国民、民族」 → peoples(複数)

そして、上の○が付いているものであれば、全て単数として扱われます。

また、makeは使役動詞なので、第5文型(SVOC)になり、目的語と補語を受け、補語(C)は原形不定詞の形になっていることにしましょう。 

“We thought (that) we did”は、”thought”の目的語(O)であるthat節の”that”が省略されています。

②(When I was young) / we (all) knew or thought we knew, that a man consists of a soul and a body; that the body is in time and space, but the soul is in time only.

orは、動詞thoughtとknewの並列です。どちらも目的語にthat節をとることができる動詞です。セミコロンは「言い換え」なので、セミコロンの後では、このthat節が言い換えられています。 

that a man consists of a soul and a body

= that body is in time and space, but the soul is in time only.

③[Whether the soul survives death] was [a matter] / (as to which opinions might differ)), but [that there is a soul] was [thought / (to be indubitable)].

このwhether節は、主節の主語になっているので、名詞節で、「~かどうかということ」という訳になります。if節とほぼ同じような用法ですが、whetherの方がif節より、より確定的な条件を与えます。if節は、仮定条件です。

as toは、「~に関して」と訳す前置詞のような熟語です。また、to which ~は関係副詞です。which opinionsというまとまりではなく、to which / opinions might differというまとまりになることに注意しましょう。また、whichは、a matterを先行詞として受ける関係代名詞です。元の文は、次のようになります。

 Whether the soul survives death was a matter as opinions might differ to a matter. (主節+従位接続詞as+副詞節)

次の , but that there is a soul was thought ~の部分は、等位接続詞butと主節があり、メインの動詞(述語動詞)がwasであるので、that節が主語になります。that節が名詞節になり、「~ということ」と訳すことを憶えておきましょう。

④(As for the body), the plain man considered [its existence] [self-evident], and (so) did [the man of science], but the philosopher was apt / (to analyze it (away)) / (after one fashion or another).

4文目、As for the bodyは、「同様の議論をthe bodyについてすれば」のような意味になります。副詞節As it is said for the bodyの省略のようなものとして解釈しましょう。

self-evidentは「準補語」で、直前の”its existance” がどういうものであるのかを後置修飾しているものです。「準補語」についても、高校の授業では詳しく学ぶことはないと思うので、『番外編』でまとめます。

  

また、so did the man of scienceは、so am Iなどの表現と同様で、元は、the man of science did soや、I am soの副詞soが文頭に持ってこられ、主語と動詞(助動詞)の倒置が起こったものです。

after one fashion or another = 「一つの流行もしくは、別の流行の後に」  「一つの流行から次の流行へと」 

直訳 

科学における最近の進歩の最も痛々しい状況の一つは、それぞれの人々が、私たちが思っているより少なく、私たちに知らせる(knowさせる→ものを知らせる=学習する)ということである。私が若い時、私たちはみな、私たちが、人は魂と肉体で構成されていているということ、つまり、肉体は時間と空間の中に存在するが、魂は時間の中だけに存在するのだということを、知っていたのだと、知っていたり思っていたりしている。魂は死を生き延びるかどうかということは、意見は異なるであろうが、魂が存在するということは疑う余地の無いことである、ということに関する問題である。肉体にとっては、普通の人間は、その存在が自明のものである考え、科学者も同様に考えるが、哲学者は、一つの方法から別の方法へとそれを分析してしまおうとしてしまいしがちであった。

意訳 

科学における最近の進歩の最も痛々しい状況の一つは、誰しもが自分たちが思っているよりもあまり学ぶことができていないとうことである。私が若いころ、私たちはみな、自分たちが、「人は霊と肉体で構成されている」ということ、つまり、「肉体は時間と空間の中に存在するが、魂は時間の中だけに存在するのだ」ということを知っているつもりでいた。「魂は死を超えてあり続けるかどうか」ということは、意見は異なるであろうが、「魂が存在するということは疑う余地の無いことである」ということに関する問題である。肉体にとっては、普通の人間はその存在が自明のものであると考え、科学者も同様に考えるが、哲学者は、ひとつの考え方から別の考え方へとそれを分析していしまおうとしてしまいがちであった。 

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