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『英文標準問題精講』を極めよう! 初期10日間 解説 #24

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The belief that death is a gateway to a better life ought, logically, to prevent men from feeling any fear of death.  Fortunately for the medical profession, it does not in fact have this effect, except in a few rare instances.  One does not find that believers in a future life are less afraid of illness or more courageous in battle than those who think that death ends all.

構造分析

①[The belief [that death is a gateway / (to a better life)]] ought, (logically), to prevent [men] / (from feeling any fear of death}.   ②(Fortunately) / (for the medical profession), / it does not (in fact) have this effect, ((except) (in a few rare instances)).  ③[One] does not find [that [believers in a future life] are [less afraid of illness or more courageous in battle] / (than those who think that death ends all]).

解説

①[The belief [that death is a gateway / (to a better life)]] ought, (logically), to prevent [men] / (from feeling any fear of death}.

logicallyは単体の副詞ですが、ここでは挿入句として使われています。助動詞ought toが見つかれば、preventが述語動詞(V)であることがわかり、その前までが主語(S)であることがわかるでしょう。

 

また、prevent 人 from doingという形も構文として覚えておきましょう。文法問題でも頻出です。from の目的語が動名詞であるのは、動作(to不定詞)ではなく、出来事(動名詞)からpreventする必要があるからです。

from feeling any fear of deathは、感覚的に、「どんな死の恐怖からも」という訳をしてしまいがちですが、「どんな死の恐怖を感じることからも」と、feelingの「感じること」という訳をおろそかにしないように注意しましょう。

 

②(Fortunately) / (for the medical profession), / it does not (in fact) have this effect, ((except) (in a few rare instances)).

副詞(句)を取り除けば、it does not have this effectと、シンプルな第3文型(SVO)の単文です。挿入句や副詞(句・節)が多い文でも、主節の骨格を見抜くことが、長文読解や速読でも重要になってきます。もちろん、英会話にも応用できるので、曖昧にしないように心がけてください。

ここでは、exceptは、前置詞で、直後に副詞句があります。基本的に前置詞の後ろは必ず名詞(句・節)になるのが原則ですが、これは例外です。「~を除いて」という意味では、必然的にその目的語は、条件や場面・場合になります。このようなものは、そもそも副詞(句・節)で表すことが多いので、自然とこの形になったものと思われます。

 

③[One] does not find [that [believers in a future life] are [less afraid of illness or more courageous in battle] / (than those who think that death ends all]).

代名詞”one” は、「同じ種類の別のもの」という意味で使用される代名詞です。この場合は、あるmedical professionのことを指しています。

 

than節も副詞節です。比較級は、比較対象となるthan節の内容が明らかであるときや、相手が言った内容などであるときには、省略されることもあるので、形容詞や副詞の形だけで、比較されていると判断できるものです。

 

最後のendは動詞です。名詞と動詞が同形である場合は結構ありますが、いちいち憶えるのは非効率的なので、構造分析し、品詞を明らかにするように心がけましょう。この場合は、endにsがついているので、複数形のsであるか、三単現のsであるかの二択になります。ここで、thinkの目的語がthat節であることに注目すれば、that節の述語動詞(V)になる事ができるのは、death, ends, allの3語だけなので、endが動詞だと判断するのが適切ということになります。 

 

 

直訳 

死がよりよい人生への入り口であるという信念は、論理的には人々を死のどんな恐怖を感じることからも妨げるべきである。幸運にも医学の専門家にとっては、それは実際には少しの希少な例を除いては、この効果をもたない。ある人は、未来の人生の信者が、死が全てを終わらせると考える人よりも、病気を怖がらなかったり、戦いでより勇敢になれたりするということがわからない。

 

意訳 

死がよりよい人生への入り口であると信じることは、理論上は、人々を、いかなる死への恐怖からも遠ざけてしまうだろう。幸運なことに、医学を専門としている人にとって、それは実際には、少しの希少な例を除いては、そのような効果はもたない。そのような人には、来世を信じる人々が、死がすべてを終わらせてしまうと考える人々よりも、病気に対してあまり恐怖心をもたなかったり、戦闘において、より勇敢になれたりするということが、分からないのである。

 

 

英語(言語学)や自然科学、音楽など、ヨーロッパで発達してきた学問体系は、それぞれ共通するように見える論理体系はありますが、それらがすべて論理体系の上に成り立っているわけではありません。ですので、すべてをその論理体系に当てはめようとすることには無理があります。

しかし、その大部分が論理的に、体系的に説明できるということは、利便性の上ではかなりの恩恵があるので、その概要をつかんだり学習したりする上では、基本的な論理とその例外を考えていくことが重要になってきます。法律も同様に、基本的ルール(原則)と、その例外を考えていくことが基本になります。(「例外のない法則はない。」)

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