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『英文標準問題精講』を極めよう! 初期10日間 解説 #26

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The human race has just passed through one of the darkest periods of its history.  It may even prove to be the most tragic of all, due to the fact that the conflict penetrated into the remotest corners of the world and that its unprecedented violence destroyed whatever illusions we might have had as to the solidity and permanence of the civilization man was so proud of.

構造分析

①[The human race] has (just) passed / (through one of [the darkest periods of its history]).  ②It may (even) prove / (to be the most tragic of all), (due to the fact (that [the conflict] penetrated / (into the remotest corners of the world)) and (that [its unprecedented violence] destroyed [[whatever illusions we might have] had / (as to the solidity and permanence of the civilization (man was so proud of))])).

解説

①[The human race] has (just) passed / (through one of [the darkest periods of its history]).

human raceは、「人間」を指す言葉の中で、民族や人種などについて強調された表現です。一方で、humankind(mankind)は、「人類」を指すので、鳥類(avian)や魚類(fishes)と対比されたり、ホモ・サピエンス(Homo sapiens)、アウストラロピテクス(Australopithecus)など、生物学的な場合でも使われます。

また、humanityは、「人間性」→「人間を人間たらしめる違い」が強調された表現になります。

homo- は、「同一の」という意味の接頭辞で、その対義語は、hetero- 「他の、異なった」という意味の接頭辞になります。

homosexual ↔ heterosexual

homogeneous ↔ heterogeneous

また、生物学的な動物の種類を表す表現は、長文のなかでもよく登場するので、覚えておきましょう。

mammals: 哺乳類

reptile: 爬虫類

amphibian: 両生類

birds(aves): 鳥類

 

②It may (even) prove / (to be the most tragic of all), / (due to the fact (that [the conflict] penetrated / (into the remotest corners of the world)) and (that [its unprecedented violence] destroyed [[whatever illusions we might have had] / (as to the solidity and permanence of the civilization (man was so proud of))])).

長い文ですが、大きく見ると、副詞句due to the face~のthat節が2つ、等位接続詞andで並列されています。あらゆるもののうちで、最も悲劇的なものであることが証明された理由が、2つの事実としてある、ということです。

the face that~のthat節は、「同格のthat」なので、完全文(Complete Sentence)です。1つ目のthat節は第1文型(SV)、2つ目のthat節は第3文型(SVO)です。それぞれ、penetratedとdestroyedという述語動詞を見つけ、文の構造を大きく捉えると、読みやすくなります。

tragedy ⇔ comedy 

remote, distant ⇔ near, close 

solidity: 「solidであること  確固たるもの、堅実性」

permanence: 「永続性」 

 

最後の文、”the solidity and permanence of the civilization man was so proud of” も、前回の#25の記事で解説したものと同様に「関係副詞」が使われています。元の文は、次のようになります。

 man was so proud of the solidity and permanence of the civilization. 

 

 

直訳 

人類はちょうど、その歴史の最も暗い時期の一つを過ごしてきた。それは、全ての中で最も悲劇的であると証明されさえするかもしれない。その争いが世界の最も遠い角の中へと浸透したという事実や、その前例のない暴力が、文明的な人間が誇っていた堅実性と永続性に関して私たちが持っていただろういかなる幻想をも破壊したという事実のために。

 

意訳 

人類はちょうど、その歴史においての最も暗い時代を過ごしてきた。それは、人間の争いが世界の隅々にまで渡ってなされたという事実や、その前例のない暴力が、文明的な人間が誇っていた堅実性と永続性に対して私たちが抱いていたいかなる幻想をも破壊したという事実のために、全ての出来事の中で最も悲劇的なものであったということを証明しさえするのかもしれない。

 

 

英文の内容が抽象的で、一回読み流しただけでは、文意をつかむことは難しいかもしれませんが、いったん機械的な構造分析と直訳を挟み、文字に起こしてみることで、言葉の繋がりやその内容が見えてくることもあります。あまりに内容が難し過ぎる場合には、日本語にしても意味をつかむことが出来ない場合もあります。そのときは、時代的な背景知識を学んだりや評論などを日本語で読んだりすることで、次第に改善していくでしょう。

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