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『英文標準問題精講』を極めよう! 初期10日間 解説 #32

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Any book of which we say to ourselves, when we have done with it, “That is a good book”, we find to be so by virtue of the writer’s personality which we have been in contact with: we say so, possibly, because we find that our own self has been affected, even though for a while.

構造分析

①[Any book of which we say to ourselves, (when we have done with it), “That is a good book”], we find [to be (so)] / (by virtue of the writer’s personality which we have been in contact with): ②we say so, (possibly), / (because we find [that our own self has been affected, ((even though) / (for a while)]).

解説

①[Any book of which we say to ourselves, (when we have done with it), “That is a good book”], we find [to be (so)] / (by virtue of the writer’s personality which we have been in contact with):

この文構造は複雑なので注意が必要です。Any ~ “That is a good book” までは、一つの句であるということは確認できるので、この名詞句がどういう役割をするのかがポイントです。そして、findが第5文型をつくり、目的語(O)が欠けていることに気づけば、次のように書き換えることができます。

 We find [any book of which we say to ourselves “That is a good book”] [to be so] / (by virtue of the writer’s personality which we have been in contact with).

この目的語が挿入句のwhen we have done with itと組み合わさり、長くなりすぎるので、文頭に置かれたと解釈できます。

関係代名詞whichが使われている箇所は、どちらも「関係副詞節」です。

 

②we say (so), (possibly), / (because we find [that our own self has been affected, ((even though) / (for a while)]).

soは副詞としてしか用法はありませんが、このように代名詞的に使われる場合もあります。that節のように解釈しても構いません。

even thoughは、通常、副詞節を導きます。なので、少なくとも主語と動詞が省略されていると考えるのが基本です。

 even though it was for a while.

 

コロン(:)は、「定義」です。作者が提示した意見に、さらに理由を付け加えて、具体的に定義しています。このように、辞書には載っていない、作者オリジナルの言葉やフレーズ、言い回しなどは、コロンが付けられ、しっかりと定義される場合があり、長文問題では、筆者の主張が書かれている箇所として、日本語訳する問題などで出題されやすい部分です。セミコロン(;)やコロン(:)などの細かい記号も無視することなく、しっかりと訳に反映させるようにしましょう。

 

 

直訳 

私たちが、私たちがそれとともに終わらせたとき(それを読み終えたとき)、「それは良い本である」と私たち自身に対して言うどのような本も、私たちは、私たちが接触してきた作者の人格の素晴らしい点によって、そうであると気づく。私たちは、おそらくそう言うだろう。なぜならば、私たちは、私たち自身の自己が、しばらくの間であったとしても、影響を受けてきたということに気づくからだ。

 

意訳 

どんな本であっても、私たちがそれを読み終わったときに、「いい本だったな」と思えるような本は、私たちがその本の中で触れてきた作者の人格が素晴らしいために、そう思うのである。私たちが、おそらくそう言うだろう理由は、たとえそれがしばらくの間ではあれ、私たちの自己がそれに影響されてきたからである。

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