スポンサードリンク


『英文標準問題精講』を極めよう! 初期10日間 解説 #35

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

It is probable that we have all at some time or other had the experience of chancing upon a passage quoted without indication of authorship, and exclaiming ― “So-and-so must have written that.”  In such a case, it is often not the thought that strikes us as familiar so much as the way in which the thought is expressed.

構造分析

①It is [probable] [that we have (all) (at some time or other) had the experience of chancing / (upon a passage (quoted / without indication of authorship))], and exclaiming ― “So-and-so must have written that.”  ②(In such a case), it is often / [not the thought (that strikes us / (as familiar) (so much))] / (as the way (in which the thought is expressed)).

解説

①It is [probable] [that we have (all) (at some time or other) had the experience of chancing / (upon a passage (quoted / without indication of authorship))], and exclaiming ― “So-and-so must have written that.”

この文は、It構文です。that節内の文型が見えづらい原因は、allが「名詞」か「副詞」の可能性があるのと、otherとhadの繋がりが不明確であるからです。

⇛ that we have all at some time / or other had ~

このように構造分析ができそうですが、この場合は、orが等位接続詞で、otherが2つ目の節の主語になりそうですが、単数名詞で無冠詞であるために、この可能性は消えます。

⇛ that we have (all) (at some time or other) had ~

このように解釈すれば、hadは現在完了の過去分詞であることわかり、スッキリします。at some time or otherでひとつの副詞句であることがわかっていれば、さらに問題ないでしょう。この場合other = some other timeと解釈できます。「いくつかのとき、または、他のとき」→「いつのまにか、いつか、いつかしら」などという意味になります。

 

等位接続詞andの直後は、exclaimingと、「動名詞」もしくは「現在分詞」になっているので、同様の表現を探すと、of chancingという表現が見つかるので、前置詞ofの目的語が並列されていると解釈できます。

 

“So-and-so must have written that.”は、「誰それは、そう書いたに違いない。」という意味になります。あまり見慣れないSo-and-soという表現ですが、writeの主語になっていることを考えれば「人」であることはイメージできるでしょう。

 

②(In such a case), it is often / not [the thought (that strikes [us] [as familiar])] (so much) / (as the way (in which the thought is expressed)).

この文も複雑なので、余計な部分を取り除き、シンプルに書き換えると次のようになります。

 It is often not the thought so much as the way

not so much A as Bのような構文として覚えている人も多いかもしれません。as以下は副詞節で、主節の主張の「前提条件」になります。「その前提と比べて、それほど(so much)その考え(the thought)ではない」(直訳)というのが文意です。これが意訳されたものが、「the thoughtというよりは、むしろ、the wayである」(意訳)という意味になります。

 

さらに、関係代名詞節の動詞strikeは、「strike + 目的語 + as補語」という形をとり、「目的語(人)に~と感じさせる、印象づける」という意味になります。strikeは、「心を打つ、感銘させる」という意味としても使われる言葉です。

 

以上の2つの文法の組合せで、as~asが見えたからといって、決して比較の「原級」ではない場合もあるということに注意しましょう。

 

 

直訳 

おそらく、我々は皆、いつかしら、権威者の明示なしに引用された文章をたまたま目にし、「誰々は、そういうことを書いたに違いない」と叫んだという経験があるかもしれない。このような場合はしばしば私たちに、身近なものであるという印象を与えるのは、その考えであるというよりはむしろ、その考えが表現された方法である。

 

意訳 

おそらく我々はみな、出典が不明な引用文をたまたま目にし、「誰々がこういうことを書いたに違いない」と叫んだという経験が少なからずあるかもしれない。このような場合に、それがしばしば私たちに親近感をもたせるのは、その考えではなく、その考えがどのように表現されたかという方法であることが多い。

SNSでもご購読できます。

コメント

コメントを残す

*

スポンサードリンク