スポンサードリンク


『英文標準問題精講』を極めよう! 初期10日間 解説 #41

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

The best way to read fiction is to mix one’s reading, neither to favour the present at the expense of the past nor to favour the past at the expense of the present.  And do not think that if this policy is pursued, contemporary work will appear thin and trivial beside the great work of the past.  It is not necessarily so at all.  As a professional reader I have to try to keep abreast with contemporary fiction while constantly widening and deepening my knowledge of the fiction of earlier times.  I am continually turning from the most vital work of our time to the classic novels, and I find no opposition between them; they are not mutually exclusive.

構造分析

①[The best way / (to read fiction)] is [to mix one’s reading], (neither (to favour the present / (at the expense of the past)) / nor (to favour the past / (at the expense of the present))).  ②And do not think [that (if this policy is pursued), [contemporary work] will appear [thin and trivial] / (beside the great work of the past)].  ③It is not necessarily (so) / (at all).  ④(As a professional reader) / I have to try / (to keep (abreast) with contemporary fiction) / (while (constantly) widening and deepening [my knowledge of the fiction of earlier times]).  ⑤I am (continually) turning / (from the most vital work of our time / (to the classic novels), and I find [no opposition] / (between them); they are not [mutually exclusive].

解説

①[The best way / (to read fiction)] is [to mix one’s reading], (neither (to favour the present / (at the expense of the past)) / nor (to favour the past / (at the expense of the present))).

主節は第2文型(SVC)、補語(C)であるto不定詞(名詞句)が、さらにneither ~ norで並列されています。

to favor the present at the expense of the pastというフレーズは、訳しづらいかもしれません。favourがポジティブで受容的なイメージである一方、expenseはネガティブで排斥的なイメージなので、presentとpastに対するイメージの違いが対比されていることが読み取れます。 

favour (= favor):「偏愛する、贔屓にする」

at the expense of ~: 「~を犠牲にして」

②And do not think [that (if this policy is pursued), [contemporary work] will appear [thin and trivial] / (beside the great work of the past)].

thinkの目的語であるthat節が複文(Complex Sentence)になっています。if節が副詞節、contemporary workからが主節です。

contemporaryは、「現代の」という意味ではなく、「同(con)時代(tempo)の」という意味の言葉です。それぞれの時代の文脈において、何を意味するかは変わってきます。はるか昔の文脈で、contemporary artifactsと出てきたら、「古代の遺物」という意味になります。

③It is (not) necessarily (so) / (at all).

not ~ at all = no です。

④(As a professional reader) / I have to try / (to keep (abreast) with contemporary fiction) / (while (constantly) widening and deepening [my knowledge of the fiction of earlier times]).

abreast: (副詞)「並んで、並行して」 

whileは、後ろに節をとる従位接続詞です。接続詞である以上、基本的には句になることはありません。しかし、この場合は、whileの直後に、windeningとdeepeningという現在分詞があるので、「分詞構文」である可能性が残されています。「分詞構文」では通常、接続詞は省略されますが、省略すると元の意味が文脈から推測できなかったり、多様に解釈できてしまったり、強調したりする場合には、曖昧さを排除するために、このように接続詞が残されるという例外があります。「分詞構文」を使わずに、副詞節に戻すと、次のようになります。

 As a professional reader I have to try to keep abreast with contemporary fiction while I constantly widen and deepen my knowledge of the fiction of earlier times.

⑤I am (continually) turning / (from the most vital work of our time / (to the classic novels), and I find [no opposition] / (between them); they are not [mutually exclusive].

2つの文が等位接続詞andで並列されています。そして、2つ目の文は、セミコロンで「言い換え」されています。

I find no opposition between them. 「両者の間に反するものはない。」

= they are not mutually exclusive. 「それらは、排他的ではない。」

exclusive「排他的な」 ↔ inclusive「包括的な」

cludeは、「閉じる」という意味の語根です。conclude「con(一緒に)+clude(閉じる)」→「~を含む」も同語源です。

mutually exclusive 「相互排他的な、共通部分を持たない」

mutually dependent 「相互依存の」

mutual fund: 「投資信託」

直訳 

創作小説を読む最良の方法は、人の読み方を混ぜることであり、過去の作品を犠牲にして現在の作品を偏愛したりすることでも、現在の作品を犠牲にして過去の作品を偏愛したりすることでもない。そして、この方針が追及されているかどうかということを考えてはいけない。同時代の(この場合は現代の)作品は、過去の偉大な作品の側では、薄っぺらく、取るに足らないように見える。それは、まったく必然的にそうではない。専門的な読者として、私は現代の創作小説に並行し続けようとする必要がある一方、定期的に初期の創作小説についての私の知識を広げ、深めていく。私は継続的に、私たちの時代の最も重要な作品から、古典小説まで、ページをめくり、そして私は、それらの間に対立を見つけない。つまり、それらはお互いに排他的ではないのだ。 

意訳 

創作小説を読む裁量の方法は、人の読み方を混ぜることであり、過去の作品を犠牲にして現在の作品を偏愛したり、現在の作品を犠牲にして過去の作品を偏愛したりするということでもない。そして、この考え方が追及されているかどうかということを考えてはいけない。現代の作品は、過去の偉大な作品の側では、薄っぺらく、取るに足らないように見えるが、それはまったく、そうである必要はない。専門的な読者として、私は、現代の創作小説に後れを取らないようにする一方、定期的に初期の創作小説についての知識を広げ、深めていく必要がある。そして、継続的に私たちの時代の最も重要な作品から、古典小説まで、ページをめくるが、それらの間に隔たりはない。つまり、それらは、互いに排他的ではないのだ。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

スポンサードリンク