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『英文標準問題精講』を極めよう! 初期10日間 解説 #45

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The more carefully nature has been studied, the more widely has order been found to prevail, while what seemed disorder has proved to be nothing but complexity; until, at present, no one is so foolish as to believe that there are any real accidents, in the sense of events which have no cause.

構造分析

①[(The more carefully) [nature] has been [studied]], [(the more widely) has [order] been [found] / (to prevail)], (while [what seemed disorder] has [proved] / (to be nothing but complexity); ②(until, (at present), [no one] is [(so) foolish] / as to believe [that (there) are [any real accidents], (in the sense of events (which have no cause))])).

解説

①[(The more carefully) [nature] has been [studied]], [(the more widely) has [order] been [found] / (to prevail)], (while [what seemed disorder] has [proved] / (to be nothing but complexity);

The 比較級 + S V ~, the 比較級 S V ~. 「~すればするほど、ますます、~だ。」  という構文が使われています。「比較」という文法は、「形容詞」や「副詞」を変形させて新たな意味を付け加える文法です。また、2つあるtheのうち、初めのtheは「~すればするほど」という意味の「関係副詞」で、後ろのtheは「ますます」という意味の「指示副詞」と呼ばれます。

後ろの文では、各単語の品詞をしっかりと確認すれば、beenが不自然にあるので、natureとhasが倒置されていることがわかります。これは古い表現のようなので、現代ではこのような言い回しをされることはありませんが、倒置されていると判断できるようになることが何よりも重要です。

 

文末にはセミコロンがあり、次の文のはじめには接続副詞があります。

 

②(until, (at present), [no one] is [(so) foolish] / as to believe [that (there) are [any real accidents], (in the sense of events (which have no cause))])).

①の文末にセミコロンがあるので、ここでは、前の文の内容が適用される範囲の条件がuntilで付け加えられています。untilがこのように使われる場合には、「ついに、その結果」という訳が適切になります。これも、untilという言葉が、それが適用される限界を示していると解釈できます。

 

at presentは挿入句です。

 

as to ~は、「同格」のasと不定詞を導く前置詞のtoの組合せなので、この場合は、「~を信じる」=(同じくらい)「誰もfoolishではない」→「誰も~を信じるほど愚かではない」という訳になります。

 

eventは、「出来事」、accidentは、「偶然の出来事」です。realという言葉は、文脈的に解釈する必要があります。accidentのrealさ(realの度合い)は、その出来事がどれほど「偶発的」であるかという尺度で考えなければなりません。「realに偶発的である」ということは、「本当の意味で偶発的である」ということになり、causalityと対比されています。

 

nothing but ~ : 「~以外の何ものでもない」 

 

 

直訳 

より注意深く自然を研究すればするほど、ますますより幅広く秩序がいきわたっていると分かってくる。一方で、無秩序のように見えたものは、単に複雑である以外の何ものでもないということだけが証明されてきた。その結果、誰も、現在においては、原因がない出来事があるという感覚において、本当の意味で偶発的な出来事が存在すると信じるほど、愚かではない。

 

意訳 

より注意深く自然を研究すればするほど、ますます幅広く秩序が存在するということに気づく。一方で、無秩序に見えるものは、ただ複雑であるだけでしかないということが証明されてきた。その結果、現在のところは誰も、原因がない出来事があるという意味において、真の偶発的な出来事が存在するということを信じるほど愚かではない。

 

 

この文章全体は、「物理学」がトピックになっています。causality(因果律)やcomplexity(複雑性)、nature(自然)、disorder(無秩序)など、物理学に関する用語が複数あります。このような文章は直訳のような逐語訳をやったところで、この文章は「何が言いたいのか」というのがつかみづらいかもしれません。背景知識や各分野の専門用語、アカデミックなトピックや一般教養などは、本を読んだり、このような文章に触れる中で身に付けていく必要があります。

さらに、この文章自体は近代のものですが、それほど新しいものではないので、「量子論」や「IT」「インターネット」「AI」「IoT」など、最近のトピックにも触れておかなければなりません。

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