スポンサードリンク


『英文標準問題精講』を極めよう! 初期10日間 解説 #48

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

The commonest form of forgetfulness, I suppose, occurs in the matter of posting letters.  So common is it that I am always reluctant to trust a departing visitor to post an important letter.  So little do I rely on his memory that I put him on his oath before handing the letter to him. As for myself, anyone who asks me to post a letter is a poor judge of character.  Even if I carry the letter in my hand I am always past the first pillar-box before I remember that I ought to have posted it.

構造分析

①[The commonest form of forgetfulness], (I suppose), occurs / (in the matter of posting letters).  ②[So common] is [it] [that I am (always) reluctant / (to trust a departing visitor / (to post an important letter))].  ③(So little) do [I] rely / (on his memory) / (that I put [him] / (on his oath) / (before handing [the letter] / (to him)))].  ④(As for myself), [anyone (who asks [me] [to post a letter])] is [a poor judge of character].  ⑤(Even if I carry [the letter] / (in my hand)) / I am (always) past [the first pillar-box] / (before I remember [that I ought to have posted it]).

解説

①[The commonest form of forgetfulness], (I suppose), occurs / (in the matter of posting letters).

I supposeは、挿入句です。前置詞inは、物理的な場所だけではなく、概念的な範囲を示す場合にも使われます。「手紙を投函することの問題」において、forgetfullness「忘れやすいこと」→「健忘性、忘却」について論じている文章です。

forgetfulnessは、「忘れっぽくあること」→「忘れっぽさ」-ness が付けば、概念を表す抽象名詞になります。

 

②[So common] is [it] [that I am (always) reluctant / (to trust a departing visitor / (to post an important letter))].

この文は、so commonという補語(C)が文頭に置かれ強調されているために、主語(S)itと、be動詞isが倒置されています。元の文は次のようになります。

 It is [so common] that I am always reluctant to trust a departing visitor to post an important letter.

 

③(So little) do [I] rely / (on his memory) / (that I put [him] / (on his oath) / (before handing [the letter] / (to him)))].

この文も、so littleという副詞句が文頭に置かれ強調されているので、主語(S)Iと助動詞doが倒置されています。倒置が起こる場合と起こらない場合や、何と何が倒置されるのかといったことについては、番外編#4で解説します。元の文は次のようになります。

 I rely (so little) on his memory that I put him on his oath before handing the letter to him.

このように見ると、よりso…that~構文の形が見えやすくなるかもしれません。that節は、副詞節です。that節が完全文(Complete Sentence)になっていることを確認しましょう。

 

「~を頼る」という表現には、次のようなものがあり、次のような意味の違いがあります。

rely on ~: 信頼する、当てにする

depend on ~: 依存する、ゆだねる、ぶらさがる

be up to ~: 誰かに対して、物ごとが浮上して現れる

lean on ~: 寄りかかる、身をもたれる

 

oath: 誓い、誓約、呪い、悪口(神や王に対する誓いの言葉)

 

④(As for myself), [anyone (who asks [me] [to post a letter])] is [a poor judge of character].

as forは、「~に関する限りでは、~はどうかと言えば」という意味で、「同格」の意味を持つasと、「目的(~のために)」という意味を持つforが組み合わさったものです。

ex) As for myself, I’m not satisfied.

「(他人はどうか知らないが)私は満足していない。」

 

⑤(Even if I carry [the letter] / (in my hand)) / I am (always) past [the first pillar-box] / (before I remember [that I ought to have posted it]).

接続詞Even ifが副詞節をつくっている、複文(Complex Sentence)です。beforeもここでは、副詞節を導く接続詞として使われています。

ought toは、shouldよりも強い「義務」を表す助動詞で、mustよりも弱い表現です。手紙を投函するという意思(should)よりは、投函しなければならない義務感(ought to)があるが、強制的な決まり(must)はない、といったニュアンスです。通常会話文で、「~しなければならない」というときには、have toを使いますが、ought toやmustはかなり強めの義務感を感じさせるので、堅苦しく、法的なニュアンスが含まれてしまうために、それ以外の日常会話ではあまり使われることはありません。

 

 

直訳 

忘れっぽさの一般的な形態は、私が思うに、手紙を投函することの問題の中に起こる。私はいつも、出発する訪問者が、重要な手紙を投函することを、しぶしぶ信じようとすることは、よくある。私は手紙を手渡す前に、私が彼に誓いを立たせた彼の記憶をほとんど頼ることは、とても少ない。私自身については、私に手紙を投函するように頼んだ人はだれでも、性格を判断するのが貧しいのである。たとえ私が私の手の中にてがみを持ち運んでいるとしても、私はいつも、私がそれを投函すべきだということを思い出す前に、最初の郵便ポストを通りすぎた状態になる。

 

 

意訳 

忘れやすさの一般的な形態は、私が思うに、手紙を投函することの問題の中にみられる。よくあることだが、私は出発する訪問者に重要な手紙をしっかりと投函することを信じることに気にはなれないし、手紙を手渡す前に、彼に誓いを立たせるが、彼がそれを覚えているかどうかすら定かではない。私自身については言うまでもなく、私にそれを頼むこと自体が間違いである。たとえ投函するべき手紙を手に持っていたとしても、郵便ポストを過ぎてから、それを思い出すのだから。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

スポンサードリンク