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『英文標準問題精講』を極めよう! 初期10日間 解説 #5

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Moving homeward by a new way, I presently found myself on the side of a little valley. The apple trees were in full bloom, and, as I stood gazing, the sun burst forth gloriously. For what I then saw, I have no words; I can but dream of the still loveliness of the bloomed valley.

構造分析

①(Moving (homeward) / (by a new way)), I (presently) found myself / (on the side of a little valley). ②The apple trees were / (in full bloom), and, (as I stood gazing), the sun burst (forth) (gloriously). ③(For what I (then) saw), I have no words; I can but dream of [[the still loveliness] of [the bloomed valley]].

解説

①(Moving (homeward) / (by a new way)), I (presently) found myself / (on the side of a little valley).

冒頭の副詞句は、分詞構文です。省略されている接続詞や主語などを戻し、複文(compound sentence)に直すと次のようになります。

⇛ When I moved homeward by a new way, I presently found myself on the side of a little valley.

homewardは副詞です。-wardは、「方向」を表す言葉で、他に、upward, downward, forward, backwardなどがあります。

presentという言葉は、「pre(前に)」+「esse(存在する)」というラテン語が語源になっている言葉です。「今目の前のここ」は「現在」ですし、「相手の目の前に提示するもの」は「プレゼント」になります。

この文のpresentlyという言葉は、found myselfと一緒に使われているので、「気がついたら~していた」のようなニュアンスで訳すこともできます。基本的には直訳として、「まもなく、やがて、現在、目下」などの言葉が充てられていますが、語源をもとにして、文脈に沿って訳していきましょう。

 

②The apple trees were / (in full bloom), and, (as I stood gazing), the sun burst (forth) (gloriously).

第1文型のbe動詞は、「存在」を表します。

この文は、等位接続詞andが2つの文をつなげています。

⇛ The apple trees were in full bloom.

⇛ As I stood gazing, the sun burst forth gloriously.

副詞節で用いられる接続詞として使われるasは、「前提条件」を表します。asが、接続詞でも副詞でも前置詞でも、すべての場合で「同格」の意味を付け加えます。「前提条件」も、主節がどのような状況で行われたかという状況と同じ状況を表すものです。

この場合は、「私が立って見ている」という状態で、太陽が誇らしげに突然現れた、という主節の内容が起こる前提条件を表しています。

asの訳や異なる品詞の役割を深く理解することも、英文解釈においては、非常に重要になってきます。

 

“burst forth” (前方へ爆発する)は、「(太陽が)突然現れる、(花などが)ぱっと咲く」という意味になります。

“burst” の活用は、burst > burst > burst, or burst > bursted > bursted。

 

③(For what I (then) saw), I have no words; I can but dream of [[the still loveliness] of [the bloomed valley]].

副詞句を作っている前置詞forは「〜に対して(ために、ついて)」のように動作の対象を表す前置詞です。動作対象がforになるか、toになるかは、動作の性質(動詞の種類)によって異なってきます。

最後の文の “but” は、「ただ(ほんの)〜だけ」という意味の副詞です。

セミコロン(;)は、後ろの文が前の文の「言い換え」になっている場合に使う記号です。前の文では「それを見て、言葉が出なかった」という陳腐でインパクトのある表現を、後ろの文で、より印象的な叙述的表現に言い換えています。

 

直訳

新しい道を通って家の方へ移動しながら、私はまもなく、小さな谷の脇にいる私自身に気がついた。そのりんごの木は満開であった。そして、私がじっと見ながら立っているとき、太陽は突然現れた。私がそのとき見たものに対して、私は言葉をもたない。私はそのとき、その花盛りの谷の静かな愛らしさを夢見ることしかできない。

 

意訳

新しい道を通って家路につく途中、私はやがて、小さな谷に面した場所にいることに気がついた。そこにあったりんごの木は、いままさに花盛りの時で、私がそれをじっと見ながら立っていると、太陽が燦々と照り始めた。私はそのとき見た光景に言葉を失った。今は、その花に溢れたあの谷の静かな美しさを夢見ることしかできずにいる。

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